☆復習☆
音程・・・二つの音の隔たり。簡単にいえば距離みたいなもの。
音程の最小単位は半音、半音二つ分で全音です。
基本的には度数で表します。
ここからはその度数表記とはどのようなものか、理解していきましょう!!
2.音程の種類
(i)1度
画像が少し小さいですね笑。ごめんなさい。
1度というのは二つの音が同じ高さです。楽譜の通りに両方とも同じ音です。
両方とも同じ音ということは、すなわち半音がひとつもありません。
1度は二つの音の振動数が簡単な整数比(1:1)で表すことができ、よく調和する協和音程に分類され、さらに分けるとに絶対協和音程分類されます。
このことから、1度は基本的に「完全1度」と言われます。
別名ユニゾン(unison)と呼ばれます。
(ii)8度
こちらはいわゆるオクターブ(octave)と言われるものです。
こちらは二つの音の間に半音が12個、すなわち全音が6個あります。
簡単に言うと、ドから上のドまでたどり着くまでその間にあるレミファソラシを経由してるわけです。
ここで図で表してみます
駅を例にして説明します。
「C」駅発 「C'」駅着の新幹線があるとします。
「C」駅から「C'」駅に着くまでに、「D」「E」「F」「G」「A」「B」各駅を通過することになります。
すなわち、
全音 全音 半音 全音
C→→→→→D→→→→→E→→→→→F→→→
全音 全音 半音
G→→→→→A→→→→→B→→→→→C'
というふうになります。
ご理解頂けたでしょうか・・・笑
あ、ここで復習!!
常にEとF、BとCの間は半音です!
忘れないように!!
8度も二つの音の振動数が、簡単な整数比(1:2)で表すことができますのでこちらも協和音程、かつ絶対協和音程に分類されます。
なので、8度も「完全8度」と呼ばれます。
(iii)2度
2度は今までやった半音、全音のことです。
何度も言いますが、EとF、BとCは常に半音です。必ず覚えてください。
2度というのは不協和音程に分類されます。
実際に音をならしてみればわかりますが、かなり鋭い響きになります。
よく聞いてみるとうわんうわんとうなりがなっているのがわかると思います。
2度は半音が二つ、すなわち全音のものを
長2度、半音が一つのものを短2度と呼ばれます。
短2度を実際ならしてみてください。気持ち悪いですよ笑。
(iv)3度
3度は先程説明した8度のように、CからEにいくまでに、Dを経由してEに向かいます。
DからFだと、Eを経由してFに向かいます。
3度は協和音程の仲間なのですが、1度、8度程完全には調和しないので、不完全協和音程と呼ばれています。不完全とついてますが、決して不協和音程ではないのでご注意を。
3度は半音が四つ、すなわち全音が二つのものを「長3度」、半音が三つのものを「短3度」といいます。
それでは、上の画像を長3度と短3度にわけるとどうなるでしょうか。わかりますか。
答え↓
正解は1,4,5番目が長3度
2,3,6,7番目が短3度です。
わかりましたか?
3度というのは、のちのち出てくるコード(和音)において非常に重要な音程です。間違わないように理解しましょう。
(v)6度
6度も3度と同じく協和音程ですが、不完全協和音程に分類されます。
半音が九つのものを「長6度」、半音が八つ、すなわち全音が四つのものを「短6度」といいます。
(vi)7度
7度を2度と同じく不協和音程になります。
半音が11個のものを「長7度」、半音が10個、すなわち全音が5つのものを「短7度」といいます。
さて、長くなってしまったので一旦区切ります。
音程の話は三つ目に突入します。
まだ出てきてない4度、5度
それから#、♭のついた音の音程
の話をメインにご紹介します。
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