Translate

2016年6月8日水曜日

番外編 耳コピのすすめ

みなさん。お早うございます。こんにちは。こんばんは。



突然ですが、耳コピ、皆さんはしてますか?笑




音楽をやっている方は、必ず耳にしたことのある言葉、耳コピ。

耳コピっつうのはCDなどの音源を耳で聞き取ってコピーすることです。
まあ、その言葉の通りなのですが笑



耳コピは音楽をやっていく上で、非常に重要なツールとなるわけです。利点としては、

・音を聞き分ける能力が少しずつついていく。
・楽譜だけじゃ表現できないニュアンスを実際には聞き取って、自分の演奏の糧にできる。
・曲を隅々まで聞くことになるので、曲に対しての理解を深めれられる。etc...

いずれも私が実感したことです。

私は絶対音感を持っているわけでは無いので、最初の頃はやっててイライラしました笑。

しかし一曲やりきって弾けるようになったあの何とも言えない達成感がたまらなく好きです。


でもめんどくさいですよ。正直笑
難しい曲には何度もてこずりますしね。

でもあの達成感があるからやめられない。
一種の中毒かもしれません笑。


なので、今回は番外編として私がどのように耳コピを行っているのか。少し紹介していきます。





(i)ドラム


ドラムの耳コピはかなり大変ですよね。
なんせいくつもの楽器が集まった集合体ですから。
いっぺんに全部聞こうとすると、聖徳太子でない限りあまり効率がよくないと思います(聖徳太子は一斉に10人の発言を聞きとらえて、一人一人的確に答えを返したと言われている伝説があります)。

なのでバスドラム、スネア、タム、シンバルに分けて一つ一つ聞き分けていきましょう。


私が一番重きを置いているのがバスドラムです。

バスドラムは自分のなかではリズムの要。私も曲を作るときはバスドラムのリズムをまずどうしようか、一番に考えます。
実際に聞こうとするとこれが難しいんですよね。スネアやシンバルとかは聞きやすいと思いますが、バスドラムを低音なのでかすかに聞こえる程度です。
でもここさえ突破できればドラムは攻略したようなもんです。まずは曲の一番だけを目標にやってみてはいかがでしょうか。

そしてバスドラムはベースと深く関係がある部分でもあります。
ベースとバスドラムを一緒に聞くと発音のタイミングがビタッと同じ時が何回も出てくるはずです。
これはリズムを作る上で非常に重要な要素の一つで、これの良し悪しで曲の雰囲気はがらっと変わるかもしれません。余裕が出たらベースにも注目して聞いてみてください。いつか楽譜を使って具体的に説明したいと思います。

お次はハイハット。
ハイハットはいわゆる8ビート、16ビートなどがわかればもうokです。だいたいは同じリズムをキープして叩き続けるのがほとんどだと思います。


残りの楽器はもう雰囲気でいけます笑。
シンバルはガシャーンと強い音がなるのですぐにわかりますし、スネアは基本的に2拍目と4拍目に打たれていて、タムとかはフィルインの時に多く利用されているだけで、あとはリズムさえ気を付ければさくさくっと行けると思います。


(ii)ベース

ベースは自分のなかでは一番耳コピしやすい楽器だと思います。
なぜならベースは基本的にコードとか押さえることがないからです。
ベースは低音なので音が埋もれて聞こえずらいところもありますが、このあとのギター、キーボードに比べたら比較的簡単だと思います。
これもいっぺんに聞き取ろうとしないで、一小節ずつ細かく区切っていきましょう。ひとつひとつを明確にして次へ次へとつなげていきましょう。

ベースの耳コピで特に意識した方がいいのは曲のノリです。ベースもドラムと同じく曲のリズムを構成する楽器です。演奏者によって当然ノリが違います。お気に入りのベーシストはこんな感じで弾いているというのを感じられるかが鍵だと思います。今やDVD,Blu-rayによって映像も残されていますから、そちらも同時に参考にしてより高度なものに仕上げていきましょう。映像だったらどこのポジションで弾いてるかわかりますしね。

(iii)ギター

ギターの耳コピをするときは
コードと単音(一個の音)でわけます。

まずはコード。コードは一番上に鳴っている音(トップノート)を聞き取ることです。
ベースがルートを弾いてることが主なので、それを頼りにしてあとはトップノートの位置でどこのポジションで弾いているかを判別します。Gのコードを弾いてるとしてもギターには色々なポジションがありますので、それをうまくききわけましょう。

次に単音。単音はベースと同じく一小節ずつ区切って繋げていくのがベストだと思います。コードよりかは簡単だとは思います。メタル系の曲を除けばですが笑。


(iv)キーボード

自分的には一番に面倒です笑。なんせ右手と左手両方のパートがありますから。

これも右手と左手にわけます。
右手は基本的にコードを押さえてます。これもトップノートを聞き取れれば押さえる形は決まってきます。
左手はピアノソロの曲でない限り、他の楽器の音で埋もれてます。こういうときはルートを弾いてあげればほぼ間違いないでしょう。
単音はギター、ベースと同じです。ひとつひとつを明確に。



以上が自分流の耳コピです。人によってやり易いやり方があると思うので、とにかく聞きまくって自己流のやり方を生み出していきましょう。のちのち実際にやっているところを紹介しようかなと思ってます。



では、次回は本編にもどります。

0 件のコメント:

コメントを投稿